有限会社北陸ソイル工業 ｜ 地盤調査から改良工事・保証まで、建物の土台を支えます

地盤保証って何？About soil guarantee

• 地盤保証とは、地盤が原因の事故に対して修復費用を保証する制度です。地盤が原因の事故とは、地盤がゆがむことで建物が傾いたり沈んだりする状況＝不同沈下のことです。建物がゆがむ他、基礎や壁にひびが入る、ドアや窓が開け閉めできなくなるなどの状況になることが考えられます。そうした事故の際に補修費を賄うために保証制度が存在します。

• 家だけでなく土地にもそんな制度があったとは。万が一家が傾いたりしたら、補修がとんでもない金額になりそうだけれど、安心できるよね。不同沈下は地盤の性質や地下水の影響も考えられるらしい。
  保証があるのは分かったけれど、そんな土地のトラブルって事前に防ぐことは出来ないの？

地盤調査・改良とは？Soil investigation&improvement

• 地盤調査とは、建物を建てる前に地盤が建物の重さに耐えることができるか、また建物が沈下しないか判断するために行う調査のことです。

  地盤改良とは、建物や道路などを建てる時に地盤が弱いと、建物が傾いたり、道路がひび割れたりすることがあるため、 地盤を強くして安定させるための工事を行います 。例えば、特殊なコンクリートを地中に注入して地盤を固めたり、大きな杭を地中に打ち込んで建物を支えたりします。 地盤改良をすることで、建物や道路が長持ちし、安全に使えるようになります 。

  見えない部分を知るということは、家を建てるためにも重要な部分なんだな。何となく弱い土地があるというのは知っていても、家にばかり目が行ってあまり深く考えることはなかった。災害とかそんな時にも保証されるの？

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地盤改良の重要性Soil improvement is crucial

• 地震や津波などの自然災害には保証制度は適用されません。だからこそ建てる前に行う調査や改良によって、建物が耐えうる環境づくりが重要です。

  以前は地盤調査等がなく建物を建てることもありましたが、先にも述べた昨今の地震や天候による災害が頻発しており、2007年に住宅瑕疵担保履行法（※）が施行され、住宅建設会社は瑕疵担保保険への加入が義務化となり、住宅を新たに建築する場合には地盤調査（計画する建物を建てるための強度や質が地盤にあるかどうかを調べる）が必須となりました。新しく家を建てる際に、建物の耐震性や強度を高める話はよく耳にしますが、 それらをより確かなものにするためには土台になる地盤が重要です 。

  家を建てる際に建築会社をいくつか検討するように、地盤調査会社も 個人で選ぶこともできます 。

  また、何か懸念材料があって セカンドオピニオン的な形で弊社に地盤調査をご依頼いただいても大丈夫 です。

• セカンドオピニオンについて（既に地盤調査済みのお客様へ）

  1. 地盤調査結果に基づいて改良工事の必要性の有無を再検討いたします。
  2. 地盤調査データを基に、改良工事費を御見積いたします。

  （※）住宅瑕疵担保履行法について

  日本では新築住宅や中古住宅の売買において、建物に欠陥（瑕疵）が見つかった場合、販売業者や建設業者による責任を規定します。この法律により、建物の欠陥が発生した場合、一定期間内に販売業者や建設業者が責任を負い、修理や補償を行うことが義務付けられます。住宅瑕疵担保履行法は、消費者保護を目的としており、建物の品質や安全性を確保するための重要な法律です。

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• 最近地震とかゲリラ豪雨とかで家が壊れたり流されたりするのをニュースでよく見るけれど、災害のせいだから仕方がないという訳だけではなくて、私たちも知っておくことが重要なんだね。万が一の時はどんな流れで保証してもらえるの？

手続きについてProcedures

• 地盤保証を受ける場合、 手続きは施主様ではなく建築会社が行います。 そして建築会社から私共のような地盤保証加入会社に事故の話が入り、そこから保証協会への申請、そして調査や補修となります。

  地盤保証は私たちのような地盤調査及び改良を行う企業が加入していますので、そのような会社と提携している建築会社を選んで家を建てることを検討するようにしてください。

  弊社では日本擁壁保証協会に加入しており、地盤調査及び補強工事後に、地盤が基で事故が発生した場合、保証会社を通して修復費用を負担しています。

• 私たちが保証を受けるためには、建築会社がちゃんと提携していることが大事なんだね。
  家は高い買い物だから、アフターケアもいろいろ考えないといけないよね。保証をしてくれるのはありがたいから選ばなくちゃ。

費用についてFee

およその目安は以下の通りです。
調査内容や施工内容により異なります（住宅の間取りが決定してから調査となりますので、実際の費用はその後に分かります）。